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女性の下着を盗撮しようとしたなどとして
県迷惑防止条例違反（卑わいな行為の禁止）罪に
問われた久留米署地域１課の元巡査長、
北嶋潤被告（２５）の初公判が１５日、
地裁久留米支部（西崎健児裁判官）であり、
北嶋被告は起訴内容を認めた。
検察側は懲役６月を求刑し即日結審した。
２９日に判決が言い渡される。

起訴状などによると北嶋被告は４月４日午後９時半ごろ、
久留米市の路上で女性のタンクトップを手前に引っ張って
胸元に動画撮影中の携帯電話を向けたほか、
６月２８日午前１時半ごろ、同市内の路上で女性の
背後からスカートをまくり、同様に携帯電話を
差し入れたとしている。

検察側は冒頭陳述で、犯行がばれないように
北嶋被告がニット帽やマスクなどを準備した上で、
３〜６月に盗撮行為を少なくとも１９回繰り返したと指摘。
論告で
「犯行は周到に準備されており悪質で常習性もある。
性的欲求を満たすためで動機に酌量の余地はない」
とした。

弁護側は
「深く反省している」
などとして執行猶予付きの判決を求めた。