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　１０代の少女の体に触るなどわいせつな行為をしたとして、
強制わいせつ罪に問われた松川町元大島、元大鹿村立大鹿小学校教員、
唐沢慧被告（３１）の論告求刑公判が８日、
長野地裁飯田支部（高橋信幸裁判官）で開かれた。
検察側は懲役５年を求刑し弁護側は執行猶予付きの判決を求めた。

　検察側は論告で
「被告は自己の性的欲求を満たすため行為を繰り返し、被害者は
精神的苦痛を受けている。教師として自制すべきだった」
と述べた。

　起訴状などによると、唐沢被告は２０１５年１月から複数回にわたり、
南信地方の学校敷地内で被害者を抱きしめたりキスをしたりするなど
わいせつな行為をした、とされる。